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バスク地方は古くから他の国・地域からの影響を受けながらも独自の 文化が発展し、今日では伝統的でこの土地ならではのガストロミックがある、世界的にも美食の街として有名です。
“シドラ ”バスク語で“Sagardoa”(サガルドア)の歴史は大変古く、現存する最古のもので11世紀の文献に記述があるほど。
南バスク・ギプスコアを中心に 何世紀・何世代にもわたって深い関係がある、地元の伝統的なお酒です。
この土地の特産ともいえるシドラの文化として、生産者と商売人が古くから続けてきた “チョッチ TXOTX”があります。
シドラメーカーは冬の間に製造を行い、毎年1月中旬~下旬ころに『新酒』が 解禁されます。
シドラは本来とても繊細で独特な酸味や発泡性を持続させることが難しく、またそれが醍醐味でもありました。
当時は、製造を終えたシードラを樽に入れたまま長期保管ができなかったため、樽ごとに一度に瓶詰する必要があったのです。
そこで、毎年その時期になると、地元の飲食店の人や買い付け屋がその年の出来 栄えを試しにセラーに集まり、各大樽 “クペラ Kupela”から直接試飲をして、その年のシドラを買っていくという方法で販売されていました。
買い手はセラーと繋がっている隣の食堂で品定めをし、生産者は地元の食でもてなす、この風習そのものを樽からシドラが勢いよく出る様子 “TXOTX”(チョッチ)と呼んでいます。
近年では一般客もその様子をシドレリア(樽から直接シドラを飲みながら食事が出来るレストランの様な場所)で体験する事ができます。
シドレリアではメニューがおおよそ決まっており、代表的なもので 塩ダラのオムレツやピぺラーダ(塩ダラとピーマンやトマト、玉ねぎ、をニンニク、オリーブオイルでソテーした料理) 、骨付き牛肉の炭火焼き、ケソ・イディアサバル(バスクを代表する羊のチーズ)と胡桃、などを頂きながらシドラを楽しみます。
今では各メーカーでも保管環境や設備が改良され、通年通してシドラのクオリティーを保つことができるようになっています。
(一部インポーター様の資料より)
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