¥12,800
ワイナリーについて
スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州に広がる銘醸地、D.O.リベラ・デル・ドゥエロ。その中でも「ゴールデン・マイル(黄金の一里)」と讃えられる特別な区画に、アシエンダ・モナステリオは静かに佇んでいます。ペスケラ・デル・ドゥエロとバルブエナ・デ・ドゥエロのあいだ、標高約750メートルの南向き石灰岩質斜面に広がる108ヘクタールの畑。その風景を前にすると、ここから生まれるワインに特別な何かが宿るのだと、自然と感じさせられます。
ワイナリーの歴史は1990年、デンマーク出身のワインメーカー、ピーター・シセックがこの地に降り立ったことから始まります。ボルドーの農業工学大学で学び、シャトー・ラトゥールで経験を積んだ彼は、リベラ・デル・ドゥエロの可能性に惹かれ、のちに世界を驚かせるカルト・ワイン「ドミニオ・デ・ピングス」を生み出しながらも、アシエンダ・モナステリオを変わらず監修し続けました。
セラーはシャトー・マルゴーやシャトー・ディケムを手がけたフランス人建築家フィリップ・マジエールが設計。機能美と美しさを兼ね備えたその空間もまた、このワインの品格を物語っています。
栽培はCAECIL認証のオーガニック農法。農薬・除草剤・化学肥料を一切使わず、石灰岩質の土壌がもつ自然な生命力をそのままに、ぶどうが伸び伸びと育つ環境を大切に守っています。昼夜の寒暖差が大きい高地の気候のおかげで、ぶどうはゆっくりと成熟し、フレッシュな酸味と豊かなアロマをあわせ持つ個性を育みます。
このワインは、ラベルには「HACIENDA MONASTERIO」とワイナリー名のみがシンプルに記されています。かつては「クリアンサ(Crianza)」と表記されていましたが、ある時期からラベルの格付け表示をなくし、ワイナリー名だけを冠したスタイルへ。現在は流通やインポーター、ワイン評論家のあいだでは、上位ワインのレセルバと区別するために「コセチャ(cosecha=収穫・ヴィンテージの意)」という愛称で親しまれています。
レセルバが選りすぐられた区画から生まれる熟成向けの一本であるのに対し、このワインはエステート全体の個性を映した、果実の生き生きとした魅力が際立つスタイル。ティント・フィノ(テンプラニーリョ)を主体に、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、マルベックを加えたブレンドで、フランス・アリエール産のオーク樽でゆっくりと熟成されます。
ピングスを生んだ才能が注ぎこまれながらも、レセルバと比べて親しみやすい価格でお楽しみいただける一本。スペイン赤ワインの「ネオクラシカル」な美しさを、ぜひグラスのなかで感じてみてください。
ソムリエールより
アシエンダ・モナステリオ(コセチャ)は、「ピングスの造り手が手がけるピングスに比べてお求めやすい価格帯のワイン」ですが、飲んでみる流石!!と驚かれると思います。
ラベルにはワイナリー名だけがシンプルに刻まれ、格付けの表示もない潔さ。それでも中身は、ピングスと同じ哲学と石灰岩のテロワールが生んだ、本物のエレガンスをもった赤ワインです。ピーター・シセッック自らが2020年ヴィンテージを「ネオクラシカル」と語った様に、重厚さや強い新樽使用の路線からは離れ、現代的な技術を使いながらも、古典的なリベラ・デル・ドゥエロのスタイルに回帰する、といった、エレガントでミネラリーな上品さ。
グラスを傾けながら、「ネオクラシカル」という言葉の意味を体で感じていただけると嬉しいです。
2020年はフレッシュで今すぐにでもお楽しみいただける一本。もちろん、数年間置いて熟成香を楽しむのも良し。
大きめのボルドー型グラスに注いで、30分ほど前にデキャンタージュしていただくと、香りがよりいっそう広がります。サービス温度は16〜18℃がおすすめです。
※この商品は、最短で7月24日(金)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。
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